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Category

Strategy / Identity / Print / Digital / Motion / Environment

Overview

2019年のロンドンデザインフェスティバル会期中に開催されたBao Bao Issey Miyakeのマルチセンサリーイベントのコンセプトディベロップメントとアートディレクションを行いました。「BAO BAO VOICE - Touch, Move, Hear, Play」と題したこのイベントは、バッグとのインタラクションを通じて、ブランドの唯一無二のデザインとそのアイコニックなバッグの美しさを様々な感覚を通して体感できる場として開催されました。

Bao Bao Issey Miyakeのバッグといえば、三角形のパーツからなる斬新な幾何学的構造で知られています。触れることによって様々な表情を持ったフォルムが次々と生み出されるそのユニークな構造に、動きと音を組み合わせることで、私たちは、来場者がまるで楽器に触れているかのように、バッグの構造、形、質感などを様々な感覚を通して認識できる体験型の展示をデザインしました。最新の技術を駆使して、来場者が展示されたバッグを動かすと、その動きに合わせて音が生まれ、目の前のスクリーンにはグラフィックが次々と映し出されます。

また、これまでブランドが手掛けてきたLucentシリーズから選出した色彩豊かなバッグの数々をインスタレーションとして空間全体に展示しました。100個以上のバッグを壁一面にずらりと並べて作り上げた光景の裏には、見る人を圧倒させるだけでなく、ブランドが続ける様々な素材と技術革新への挑戦を披露する狙いがありました。ブランドのデザイン精神の鍵となる要素を際立たせるプレゼンテーションによって、Bao Bao Issey Miyakeが持つ優美さと遊び心を表現しています。

Credits

Creative Direction: Anyhow
Art Direction: Anyhow
Space Design: Anyhow
Graphic Design: Anyhow
Archive Installation: ISSEY MIYAKE INC.
Sound Installation, Sound Design and Software Development: Manabu Shimada
Hardware Development: Ken Fujiyoshi
Animation Direction and Motion Technical Supervisor: Jan Urbanowski
Promotional Film Direction and Sound: CATK
Videography: Asami Ohkubo
Photography: Taran Wilkhu

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